《搭乗記》CDG→HND エールフランス航空ビジネスクラス(ラウンジ)

搭乗記

 搭乗時期:2018年9月

エールフランスのFFP、FlyingBlueのマイルで発券したフライトです。FlyingBlueは17年に日本で大盤振る舞いのキャンペーンを実施したので、とりあえず会員になっておいたという方も多いのではないでしょうか。マイルで予約できる座席が多い反面、必要マイルの幅も非常に広く、繁忙期や人気のフライトだと、通常時の5倍近いマイルが必要になることもあります。
 今回のフライトは搭乗の約3か月前、片道だけ発券したものです。ボルドー(BOD)からパリ(ORY/CDG)を経由して、東京(HND)に飛ぶフライトです。支払ったマイルは11万2000miles。これに加えて、税やサーチャージなどが3万1130円掛かりました。

オルリーからCDGへ

 ボルドーからオルリー空港(ORY)に到着、まずはバスでシャルル・ド・ゴール空港(CDG)に向かいます。日本で例えるなら羽田と成田、あるいは伊丹と関空のような関係です。オルリーはCDGと比べるとコンパクトにまとまっていて、市内へのアクセスも優れています。他の欧州都市からパリ入りする際にはなにかと便利な空港ですが、CDGと接続しなければいけないとなると少々面倒。 

 ボルドーからのAF6261便はほぼ定刻通り、13時20分に到着。預けた荷物が保安上の理由で少々出てくるのが遅れましたが、 13時50分には外に出られました。

 本当に時間がない場合にはタクシーという選択肢もあるのかもしれませんが、乗継客の大半はバスを利用しているはずです。空港連絡バスであるLe Bus Direct(旧エールフランスバス)のLIGNE3が直通です。料金は片道22ユーロですが、記憶違いかこのバスはパリに来るたびに値上げしているような気もします。

 途中、渋滞に巻き込まれたりもしましたが約1時間でCDGに到着。エールフランスの長距離国際線はターミナル2Eなので終点です。途中、CDGの特徴的なターミナル1を見ながら2Eに到着するのを待ちます。

シャルル・ド・ゴール空港 ターミナル2E

ターミナル2Eはさすがエールフランスの本拠地とでも言うべきか、優先動線もしっかり整備されています。適当に看板を立てて優先レーンを示すのではなく、完全に独立したカウンターを設置し、係員が有資格者だけを案内するようにしています。

 チェックインカウンターで荷物を預け、セキュリティチェック、パスポートコントロールを抜けます。羽田行きに搭乗するであろう日本人搭乗者もちらほら見られますが、混雑もなくすんなりと制限エリアに入ります。

特段買いたいものもないですし、この日は朝食も食べずにボルドーからやってきました。時間は15時を過ぎて空腹感もかなり出ていますので、そのままラウンジに行って軽く食事をしようと思います。

エールフランスラウンジ

 本拠地のエールフランスラウンジ。お世話になるのは2年ぶりくらいです。当然のことながらスカイチーム各社の指定ラウンジになっていますが、日本航空も相乗りしています。JALのが加盟するワンワールドは大半のエアラインがターミナル1を割り当てられていますが、エールフランスとの付き合いが長いJALは例外的にこのターミナル2Eを使っています。

JALが加盟するワンワールドでは、最上級会員(ワンワールドエメラルド)に対してファーストクラスラウンジの使用権を付与しています。とはいえ、本拠地以外ではファーストクラスラウンジがない場合もしばしばです。CDGにはエールフランスのファーストクラスラウンジもありますが、さすがにそこを使用させるほどAFもお人よしではないでしょう。そもそも自社会員でも、会員資格だけでの使用は認めていないはずです。
 ここCDGではこのエールフランスラウンジ(ビジネスクラスラウンジ)の一角が、JALのエメラルド会員用に隔離されていました。どんなに混雑していても座れるようになっている分だけ、多少は優遇されているということでしょう。なお、JALのファーストクラス搭乗時のラウンジの扱いがどうなっているのかは不明です。

 ラウンジ内は空いてはいませんが、混雑で座る場所がないという程でもありません。自分もダイニングエリアに空席を見つけて、適当に食べ物を選んで胃袋を満たすことにいそしみます。

 さすがパリの本拠地ラウンジとでも言うべきか、食事はなかなかのものが揃っています。ラウンジ飯としては十分です。個人的にはグラスに入ったガスパチョがヒットでした。このフライトは9月末のもので、さすがに通年提供しているとは思えません。ガスパチョはフランスではなくスペイン料理だろ、とか無粋なことを言ってはいけません。

ピンボケしたガスパチョ

 すぐに飛行機に乗るわけですし、あまり食べすぎないで少しだけにしようと思っていたのですが、目の前に食べ物が並んでいるとついつい食べてしまいます。

ラウンジでVR?

ラウンジ内では面白いものも見つけました。まずは、雑誌などが置いてあるコーナーにあったクリュッグの冊子。エールフランスとしては、ビジネスクラスラウンジ利用者はクリュッグを購入する顧客と想定しているのでしょうか。これまで様々なビジネスクラスラウンジにお邪魔してきましたが、個人的にそういった印象を受けたことはありません。もちろん、フランス本国では我々とシャンパーニュ、あるいはクリュッグに対する認識が少し違うのかもしれませんが。

 ラウンジ入り口の近くにはショーケースもあります。中にはエールフランスオリジナルグッズが展示されており、購入もできるようです。これは中々面白い取り組みです。会員資格でラウンジを使っている顧客の場合、他の顧客と比べてロイヤリティは高いはずです。それなりに購買欲を刺激する商品を用意すれば、結構いい商売になると思いますが、こういった取り組みをしているラウンジは他に見たことがありません。

 とくにこのバッグは中々いいセンスでオシャレです。白地のものはAFのロゴが目立つので使う場所を選んでしまいますが、紺地の方は普段づかいにも耐えられそうです。ここまで書いて思い至りました。鶴丸を入れたバッグを売っても、確かに買いたいと思う人は多くないかもしれません…

 さらに、このショーケースの中にはVRのヘッドセットも置いてあります。どうやら希望すればVR体験ができるようですが、周りを見渡してもVR体験を楽しんでいる客は一人もいませんでした。ネタ的にはぜひ試しておきたいとことでしたが、搭乗時間も迫っています。ラウンジ入室時に気が付いていたら、試していたかもしれません。

 さて、羽田行きAF272便の搭乗時間が迫っています。ラウンジを後にしてゲートに向かうことにします。

つづく

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