ヴェネツィア⑤ ドーハ・ハマド国際空港 アルムルジャンビジネスラウンジ

搭乗記
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前回

カタールの首都、ドーハに到着しました。言うまでもなく、カタール航空の拠点です。見渡す限りQRの機体、他社のロゴは目に入りません。ここはライバル・ドバイと都市競争力の差が出ていると考えられます。カタール航空の、カタールによる、カタール航空のための空港。

基本的にカタール航空のための空港ですから、ターミナルも1つです。同じ航空会社が複数のターミナルを使用するとなると、いろいろと厄介。トラブルの原因になることは明らかです。

余計なお世話ですが、ANAは羽田第2ターミナルに一部国際線を移管、現在の国際線ターミナル(第3ターミナルに改称予定)と併用することになります。間違いなくトラブルが発生するでしょう。どのように動線を作り、どのように捌くのか。日本を代表するナショナルフラッグキャリア、全日本空輸の手腕に期待したいところです。

降機してセキュリティチェックを抜け、出発フロアに。

ハマド国際空港(DOH)名物の熊さんとご対面。ここで写真を撮ってSNSにアップするまでが旅行客の基本動作です。

熊さんからそう遠くない場所に、QRのビジネスクラス客専用ラウンジ「アルムルジャンビジネスラウンジ」があります。ビジネスクラス客専用ですから、ワンワールド・サファイアでは入ることができません。ここら辺は航空会社のブランド戦略とも関わってくるところでしょう。他にも、ブリティッシュ・エアウェイズがファーストクラス搭乗客専用のコンコルドルームを用意し、エメラルド会員用のファーストクラスラウンジを分けて運用している例があります。

専用エスカレーターを使ってラウンジに入るわけですが、エスカレーターに乗る時点でボーディングパスをチェックされるため、ラウンジ入口のこのぎんぎらカウンターはスルーします。おそらく、サポートデスク的な役割を持っているのでしょうが、それには位置が悪い。設計段階と運用後の齟齬が出てしまっているのでしょう。

成田のサクララウンジに入りそびれたシャワーです。広いラウンジだけあって、シャワーも2カ所あります。ラウンジ中央部のトイレに併設されたシャワールーム群と、ラウンジ端のクワイエットルームのシャワールーム群です。後者の方が数が多いようです。仕事を終えてから15時間くらい経ちますが、ようやくさっぱりできました。

中東の地にあっては、水は富の象徴なのでしょうか。この水たまりがなければ、エントランスからトイレにもすぐにアクセスできるのですが、仕方なく回り込まなければなりません。実用性よりもゴージャス感を重視する姿勢。中東エアラインのあり方そのものを示しているようにも思えます。

色々なタイプの部屋が用意されてます。早朝、というか未明という時間帯もあってどこもガラガラ。フライトがもっとも重なる時間帯になっても、座る場所が見つからないという事態は起こりそうにありません。

これもビジネスクラス客用と上級会員用のラウンジを分けている効果でしょう。JALはJGCという仕組みで、永年上級会員を量産しています。一度基準を達成すれば、会員費を払い続ける限り上級会員であり続けられる、世界でも稀な制度です。おかげでラウンジも混雑。本拠地でもある成田のサクララウンジでシャワールームが使えなかった身としては、もう少しラウンジにも投資してくれてもいいのではないかと不満の一つや二つ、三つや四つは言いたくなります。中東のオイルマネー勢と比較するのはフェアではないかもしれませんが、乱造する上級会員への対応くらいはしておくのが筋というものではないでしょうか。

朝食としてサンドウィッチを作ってもらいました。

サンドウィッチの種類も豊富です。ブッフェ式のフードサービスコーナーもありますが、せっかくですからオーダー式の朝食です。機内食がなかなかヘビーだったため、あえてここで朝食を食べる必要性もなかったのですが、ネタとして一度くらいは利用しておきたいところ。

これまで、このラウンジを訪れる度に利用したいと思っていましたが、常に満腹状態でした。今回は満腹には近いものの、サンドウィッチくらいなら食べられると判断して利用しました。

さて、ヴェネツィア行きQR125便の搭乗開始が迫っています。

つづく

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